Chigasakimates Web版 第27号

2004.6.1. 茅ヶ崎方式英語会 協力校通信

── 目 次 ──

はじめに

   
茅ヶ崎方式藤沢校を発ち世界へ!加藤 房伸(藤沢校会員)
訪問者友永 省三(福岡中央校 C3)

協力校紹介 第24回
≪名古屋緑校≫名古屋市緑区代表 久富 奈保子
  学習者の声忘れ得ぬ思い出山田 慶子 (名古屋緑校 C3)
≪仙台中央校≫仙台市青葉区代表 佐久間 洋子
  学習者の声茅ヶ崎クッキング江場 由佳 (仙台中央校 C3)
   

あとがき

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はじめに

 全国各地の茅ヶ崎方式の教室で、会員の方々は忙しい時間をやりくりして勉強を続けていらっしゃいます。こつこつと勉強を続けられた結果、力をつけて、新しい生活に茅ヶ崎方式の学習を役立てている方もいらっしゃるようです。今回は、そんな会員さんからの声をご紹介いたします。

〜茅ヶ崎方式藤沢校を発ち世界へ!〜    加藤 房伸 (藤沢校会員)

 私は今年外務省専門職員採用試験に合格し、来年度より外務省で働くことになりました。そして、3年間お世話になった茅ヶ崎方式藤沢校にも今年度で別れを告げることになりました。ここで3年間の感謝の気持ちをこめて自分の経験談を書き留めておこうと思います。

 私は大学1年のころから国際的に貢献できる仕事として外交官の仕事を目指していましたが、英語力はまだまだでした。カナダへ1年の時にホームステイしましたが、日常会話が精一杯で、もっと内容のある会話をしたいと思っていました。そのショックもあって、2年の春に母親の勧めで茅ヶ崎方式藤沢校に入会しました。最初は半信半疑でしたが、毎週教室に行き、予習・復習をこなしているうちに自然に英語力、特にリスニング力がアップし、2年の終わりにはTOEICの成績も自分でも驚くくらい上昇し、外交官を志願するものとして一応はずかしくない英語力を培うことができるようになったと思います。

 また、外務省の試験にも英語が科目としてあり、時事的な文章を訳させるものでしたが、茅ヶ崎方式をやっていたため特に時事的な単語力に困ることなく、特別の対策も必要なく非常に助かったと思っています。また会話の試験においては、中学2年からラジオ講座を聞き続け、きちんとテキストを声に出し、また、茅ヶ崎方式の教材も家に帰ってから最低5回は音読し、最低3回はシャドーイングをしました。さらに、Writing & Discussion クラスでは、アウトプットが中心であるため、覚えている単語を使える単語に変換できたと思いますし、人前で話す度胸をつけることができました。おかげで試験では、つかえることなくスムースに進み、留学経験もない自分がある程度しゃべることができるようになりました。このように、茅ヶ崎方式藤沢校での3年間で外交官試験に合格できただけでなく、自分の英語の段階がアップしたような気がします。いまでは、大学の帰国子女や留学経験者が多数いるクラスでもついていけるようになっています。

 もう一つ英語に関しての経験談としては、学んだことが身についている実感を感じることが学習を楽しくするということです。茅ヶ崎方式で単語は増え、リスニング力がアップします。これを新聞、ニュース、あるいはTOEICなどの問題を解くことによって実感できると思います。このように上達の実感を他の媒体で確認すれば、さらに学習のやる気、集中度も高まる相乗効果が得られると思います。

 私が外務省を目指しはじめたころは本当に合格できるのだろうかと非常に心配で挫折しかけたことも何度もありました。しかし、1%の可能性も捨てずに努力し続けたことがよい結果につながったと思います。

 どうも3年間ありがとうございました。先生方をはじめ、クラスの世代を超えた方々とお話できたことは非常に有意義だったと思います。来年から、私もさらに努力して外務省から割り当てられた仕事に励むと共に、更なる英語の飛躍にむかって頑張りたいと思います。(2004/03/10 記)

〜訪問者〜      友永 省三 (福岡中央校 C3)

 私が茅ヶ崎方式福岡中央校に入会したのは大学の学部4年で研究室に配属されたばかりの春でした。入会したころは自分の国際問題に対する知識のなさやヒアリング力のなさを痛感してばかりでした。今でも自分の力のなさを感じますが、入会して一年もたたないうちにTOEICの点数が580点から720点になったり、院試で英語の成績がよかったということを聞いた時は、成果が目に見える形で出てきたようでびっくりしたのをおぼえております。

 最近、私が所属している研究室にベルギーの大学の先生が来ました。そこで彼に英語で自分の研究内容を発表することになりました。発表はどうにかできたのですが、その後の質疑応答で微妙なニュアンスが伝わらなかったり、自分が逆に聞き取れなかったために5分ですむところが30分もかかってしまいました。研究者として必要な英語力が足りないことを痛感しました。さらにその後の教授を囲む飲み会で研究のことやベルギーとEUの教育制度の最近の変化や文化のことなどを教えていただきました。しかし、きちんと聞き取れなかったり、つっこんで議論するための言葉が思い浮かばなかったりして深くコミュニケーションできない時がありました。話が合いそうな人と十分にコミュニケーションできないことほど残念なことはないと思いました。後日研究室の先生との会話で、自分に何が足りないのか社会人になる前に気付いて良かったねと言われましたが、まさにその通りだと思いました。

 今年で入会して三年目になりますが入会した当時よりも自分の英語力のなさをもっとどうにかしたいと思うようになってきました。今年はさらに真剣に英語学習に取り組もうと思います。蓮尾先生をはじめとする茅ヶ崎方式福岡中央校の先生方、これからもよろしくお願いします。

協力校紹介 第24回

≪名古屋緑校≫     名古屋市緑区   代表  久富 奈保子

 名古屋郊外の新興住宅地に、地域に根ざした英語教室をめざし英会話教室を始めて12年、茅ヶ崎方式は9年目に入ります。クラスはC1からC4までありますが、大半が平日の昼間なので、会員さんの90%以上は女性、そして多くの方が主婦です。
 映画が大好きで字幕なしで見たい、海外旅行が好き、仕事で使っている英語のブラッシュアップ・・・など茅ヶ崎方式で英語を勉強している動機はさまざまですが、皆さん非常に熱心でまじめに英語に取り組んでいます。毎回のExercise暗記という宿題にもめげずクラスに足を運んでくださるのは、茅ヶ崎方式に大きな魅力があるのはもちろんです。既存の教室では得ることのできない、緊張感・充実感があるとおっしゃる方は多いです。また、毎回のニュースの内容が楽しみといわれる方もいます。
 しかし、大変な予習・授業での緊張にもかかわらず継続されるのは、人とのつながりが大きいようです。自分だけではとても勉強できなくても、クラスで励ましあいながら、時には競争心を燃やしながら、そして「宿題が多い」と愚痴をこぼしあいながら、わいわいやっているうちにできてしまう−「みんなでやれば暗記も経済ニュースも怖くない!」。そして、クラスの後には、お茶をしたりランチをしたり(実はこれが皆さんの一番の目的らしい)。クラスの外でも一緒に旅行をされたりする方もいます。この教室に来ていい友人がたくさんできたという話を聞くと本当にうれしいです。
 英語からは話がそれましたが、私はそれこそが継続の原動力だと思います。これからも緑校はわいわいと楽しくやっていきたいと思っています。

学習者の声
〜 忘れ得ぬ思い出 〜   山田 慶子 (名古屋緑校 C3)

 2000年11月、初めての海外旅行で私はサンフランシスコからラスベガスの機上にありました。隣の席に素敵な中年のアメリカ人男性が座り、本を読み始めたのです。外国人と話した経験の全くない私はしばらく迷いましたが思い切って"Excuse me, could you talk to me a little bit?"と声をかけると"Sure."と快い返事で会話が始まりました。聞けばビジネスでドイツから帰ったばかりとの事、間近に迫った大統領選や話題の映画談義等々、90%は彼が話し、私がたどたどしい英語で時々口を挟む程度でしたが、とても楽しく一時間半があっという間に過ぎてしまいました。その時私は、いくつかの質問と的確な相槌さえ打てれば会話は成立するのだという事を実感したのです。そしてひたすらヒアリングのみの茅ケ崎方式を信じて3年間勉強してきたのは正しかったのだとの思いで嬉しさ一杯でした。
 この話にはもう少し続きがあります。2年後の2002年、「ラジオ英会話」の大杉正明先生の文化講演会がありました。楽しい講演が終わり質問コーナーに移った時私は"継続は力なり"について私の体験を述べた後、先生に「ルート66」の歌のリクエストをしました。これは先生が番組を降りられる最後の日に流された曲であり、私が初めての海外旅行はアメリカ「ルート66だ。」と決めたきっかけとなる曲でもあったのです。多分先生も講演会でのこんな申し入れは前代未聞だったでしょうが受けて頂き、あの美声を聞かせて下さいました。その上、サインまで頂き、私の宝となっています。50才を過ぎて英語0から始めた私にとって茅ヶ崎方式英語教室での7年間は毎週苦難の連続でした。それでもgive upせずに頑張ってきた私へのささやかなごほうびが二つの出来事だったのでしょうか。

学習者の声
≪仙台中央校≫              仙台市青葉区   代表  佐久間 洋子

 仙台駅から徒歩5分。通称「朝市」の中にあるビルの1室をお借りして始めた仙台中央校です。お手頃な家賃(時間800円、個人レッスン用2人部屋だと200円。光熱費込)に助けられ、開校3年目を迎えました。家主さん、どうぞお元気で頑張ってください。

 当地では茅ヶ崎方式はまだまだ「知る人ぞ知る」状態で、恒常的に目にするものは書店に数冊ならぶマンスリーでしょうか。そのせいか、開校前の予想は外れ、C1は無しで、C2とC3で運営しています。初心者層はどこに行ってらっしゃるのか。
 当校の会員さんは皆さん熱心で勉強家ぞろい。ラクして英語が身につく、という幻想を抱いている方は茅ヶ崎方式には最初から目を向けないようです。入会時よりぐんと力をつけた方を見ると、うれしく、感動的です。

2年たって実感することは、この教材はベーシックな作り故、使いまわしが利くということ。これからがんばる人には無論のこと、結果を維持したい人にも大いに有効です。私自身もガイディングの際、日本の食文化など柔らかめ素材の合間に、茅ヶ崎流ニュースの話題を挿みこむという作戦でいっていますが、いいですね。
お客さまの顔に「おぬし、なかなかやるな」の文字がうかぶような…。
さて、当校で今力をいれていることは、聴きとった内容の「イメージ化」です。言語変換の際、「言葉 - イメージ - 別の言葉」という段取りを踏むということは國弘先生などもおっしゃっています。黒板はイメージメモなるアルファベット、漢字、矢印、各種図形でとてもにぎやかです。ちなみにBはもちろんブッシュ氏で、〇で囲んだ小が小泉さん。中には〇純の方もいらっしゃいますが。
英語の旅には終わりがなく、だからこそ道連れとしての仲間の存在がありがたいもの。仙台中央校が英語学習者の集いの場として機能すること、これが講師たちの願いであり、展望でもあります。

〜 茅ヶ崎クッキング 〜  江場 由佳 (仙台中央校 C3)

 茅ヶ崎方式に入る前、課題がきついことで有名なスクールに通いました。自分の能力で吸収できる以上の負荷をかけた為、ついに力尽きて英語が一切手につかなくなってしまいました。
 英語から遠ざかって1年たったころ友人から茅ヶ崎方式にさそわれ、恐る恐るC2から始めました。入会当時、まだ気力が萎えていたので予習も復習もなしで受講するだけでしたが、先生のご理解とご指導のお陰で、数ヶ月の間に徐々に英語への興味と意欲を取り戻すことができました。C2で1年半。そろそろ、単語数を増やす時期かなと思い、今C3で学んでいます。
 幸運なことに、両クラスとも先生方が現役の通訳者でいらっしゃるので、しばしば茅ヶ崎方式の教材でシャドーイングやリテンション、リプロダクションなどの通訳の訓練法を用いて授業をしてくださいます。C3では、教材を出来るだけたくさんの英文で語りなおす「もっと語れる人になる」法や、テープの内容をメモ化した形から、英語に戻すといった日英の作業があります。これが、日英の訓練を怠りがちな私にはとてもいい練習になっています。
 C2のある日、先生が「皆さん、今まで授業でやった方法を使って今日の分を色々と"お料理"して来てくださいね。」とおっしゃったとき、その"お料理"という表現がすっかり気に入ってしまいました。私は趣味でパンを作ります。英語学習で達成感を得るには数年がかりですが、パンは3時間で完成するので精神衛生上バランスがとれるのです。週末、パンづくりの工程で、約40分×2回の生地発酵の合間に、「茅ヶ崎」のほうも"お料理"します。
 内容のしっかりした「茅ヶ崎」教材という素材は、こってり系あっさり系どんな風にでも"お料理"のし甲斐があるので「茅ヶ崎」で教わった技を使いそのときの自分の体調に応じて楽しく調理しています。

あとがき

茅ケ崎方式の教室に、何年も通っていらっしゃる方、この春初めて教室に入られた方、毎週の勉強はたいへんなことだと思います。でも学習を続けることで必ず自分のプラスになることがあると思います。頑張りましょう。

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