Chigasakimates Web版 第29号

2004.12.1. 茅ヶ崎方式英語会 協力校通信

── 目 次 ──

はじめに

浜松校開校3周年記念講演会松島しげみ(浜松校代表)
講演会に参加してT.M.(C2 学生)
 杉田 玲子(C3)
「茅ヶ崎方式英語会に参加して1年がたちました」加藤 順(西新宿校C2会員)
「スピーカー紹介」Rieko Kawabata 

協力校紹介 第26回
≪国分寺校≫東京都国分寺市講師 沢 やす
学習者の声 国分寺校C1会員 熊坂 弘子
   

お知らせ

Book-4発行
茅ヶ崎方式米国に進出
協力校懇親会開催

あとがき

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はじめに

 今年は度重なる台風や新潟の大地震など天災による被害でたいへんな年になりました。被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。 今回は浜松校から届いた「浜松校開校3周年記念講演会」のもよう、また茅ヶ崎方式の教室でこつこつと学習を続けていらっしゃる会員さんからのお便りをご紹介いたします。

浜松校開校3周年記念講演会          松島しげみ (浜松校代表)

On Saturday, August 28, Gregg McNabb of 静岡理工科大学 gave a presentation entitled “Canadians in the world.” First, he introduced basic information about Canada, since most people only had some superficial vague ideas. He explained that indeed this was quite normal. After that, he went into greater detail explaining about different facets of Canadian identity, starting with its history and then more particularly as it related to Canada’s relationship with the United States.
  We learned that to a large extent Canadians defined and still do define themselves based on their evolving relationship with America. We also heard that Canadian identity has been actively constructed by the government.
  Most people felt that this topic was clearly presented and thus it was readily understandable. Just as the audience was interested in the contents and commented that two hours passed so quickly, it seemed that Professor McNabb also enjoyed presenting. Most people felt this was a successful event. In fact, we may consider having “Canadians in the world --- part two.”

講演会に参加して
C2 学生 T.M.

○ 去る8月28日、浜松校にてグレッグ氏による講演会が行われました。日加・米加関係が主なテーマです。教室では、事前にカナダの首相に関する記事を読むなどの下調べを行ってはいたのですが、英語での講演についていけるのか多少不安を感じていました。いざ講演会が始まると、グレッグ氏のテンポの良い語り口にぐいぐいと引き込まれていきました。カナダについてのクイズを元に、わかりやすい英語で日本人のカナダ観やカナダの成り立ちなどを聞いていくうちに、あっという間に2時間は過ぎ去ってしまいました。講演会で改めて気付かされたことは、日本人はカナダを知らないということです。モノや建物のステレオタイプなイメージしかなく、そこにどんなアイデンティティや価値観をもっている人が住んでいるのか、といったところまで触れられていないのが現状です。海外を訪れる際には、その国にどんなモノがあるかではなく、そこに住んでいる人に焦点を当てることで、よりその国の理解が深まるのだ、と感じました。

C3 杉田 玲子

○ 8月28日、浜松校開校3周年記念の講演会に参加しました。日加関係・米加関係という演題から難しい話を想像していましたが、講師のグレッグ先生は参加者のレベルを確認してから、明快な英語でユーモアたっぷりに、カナダという国を解説してくださり、すっかり引き込まれました。*

* おかげでロッキー・ナイアガラ・メイプルシロップだけのイメージは一変、カナダはアメリカと似て非なる国であること、個人の幸福より社会の平和や秩序を重視していることなど、カナダという国の概観が理解できました。英語の学習を通して知識が広がっていく愉しさを実感した一日でした。

「茅ヶ崎方式英語会に参加して1年がたちました」   加藤 順 (西新宿校C2会員)

 英語を話す外国人に接する機会が無いのが日本では普通である。Nativeの先生や友人に接しない人は諦めるべきだろうか。自分はそうではないと思う。要は練習次第というのが自分の結論である。 茅ヶ崎方式英語会に参加し、毎週土曜、ひとつの文章を5つに区切って聞き取れたところを皆の前で口頭で発表する。この練習を昨年8月から始めたが、最近TVのCNNや衛星放送の英語がかなり(70%?)聞き取れるようになった。さらにこの6ヶ月間毎週聞き取り練習した文章を丸暗記して翌週クラスで暗誦する練習も加えた。2月には会社の住宅情報化の研究会とパーティでスウェーデンから来た講師の通訳をずうずうしく務めてしまった。

 今までの苦労を考えると自分の上達に自ら驚いている。方法さえ合っていれば進歩するものなのだ。肩肘張らず、単なる筋肉トレーニングのように「毎日」30分から1時間ほど音読を繰り返せばあとは脳に気合を入れるだけでこの年でも暗記が出来る。一緒にやっている人のTOEFLやTOEICのスコアを聞いて驚いたのが、TOEICでは800から900点といった高スコアを取っている方もいることだ。講師の松田先生からは加藤さん750点取ったら飲みましょうと励まされている。家庭の主婦や大学生がメンバーだが、英語を仕事に使っている人は案外少ない。

 日本人の日々の英語環境は極めて悪く、英語に接さずとも生活できる。ここが日本人の英語学習の最大のネックである。自分の経験では英会話スクールで、週1〜2回数時間の練習と教材だけで上達することには時間的限界がある。完璧な予習をすると効果があるがそのためには仲間や競争が必要だ。環境が問題なのだ。良心的な英会話学校でも生徒が上達することは彼らのビジネスにとって必ずしも得ではないことに最近気づいた。生徒が上級になれば教師の質を上げなければならないからコストアップになる。だから初級の生徒が多いほど儲かるのだ。語学学校の限界はここにある。英語の達人となった人も必ずどこかで苦労をして「日本語」の壁を乗り越えたはずだ。その過程に王道があるわけではないが、上達への道は動機付けができているかどうか、留学したいとか良いモティベーションを持った競争相手の存在、次に英語に接する時間を増やすことができるかどうか、この2点である。

 言葉の学習は奥が深い。いかなる水準を目標とするかによっても違うから結論を急ぐのは良くないが、我々が普段最も接する英語は時事英語である。ここに動機付けがなされると英語力は飛躍的に向上すると思う。英語で話すときの話題やオピニオン形成にも役立つ。日ごろ仕事で英語に縁のない、56歳の親父がどこまでやれるか、チャレンジ精神を持ち続けていたいと思う。

「スピーカー紹介」

 第47期より音声の吹き込みを担当している河端理依子さんから自己紹介が届きました。河端さんはC1、C2、C3の教材を1回ずつ、順次担当いたします。
川端さん Rieko Kawabata

Born in Tokyo and lived for over 20 years in Australia, Italy and the UK. After graduating from King’s College London in 1999 with a BSc in Environmental Science, I moved to Tokyo and began working for the English news section of NHK World, reading the news on Radio Japan and making reports for weekly news and music programmes. I have recorded voice-overs for educational documentaries, commercial radio and private companies. As a professional transcriber, I have worked for organizations including the Japan Society for the Promotion of Science in London. Currently, I continue to record narration work and transcribe interviews and documentaries in English.

協力校紹介 第26回

≪国分寺校≫       東京都国分寺市   講師  沢 やす

 協力校の皆様、いかがお過ごしですか。私が好きな詩、考え込まされ、しかも痛快だと感じ ている詩に、吉野弘の『過』があります。

『過』 
日々を過ごす 
日々を過つ 
二つは 
一つことか 
生きることは 
そのまま過ちであるかも知れない日々 
「いかが、お過ごしですか」と
はがきの初めに書いて 
落ち着かない気分になる 
「あなたはどんな過ちをしていますか」と
問い合わせでもするようでーーー
    吉野 弘(1926〜。詩人。山形県酒田市出身) 

 クラスで失策をやらかし、次回冒頭で訂正しお詫びするとき、恥じ入り、この詩を思い起こす私がいます。
 4月、C1・C2・C3を置き再出発しました。小規模ながら血の通った学習の場でありたい。主宰者のなかなか得難い人柄は、母の懐のよう。この母校に停泊し、地味でいい、じっくり学べる場を目指しています。運営は良心的。ときにこれが過ぎて収まるところを知らず悪戦苦闘することも(笑)。
 茅ヶ崎方式で英語を学びたい者同士(講師の片割れの私もこの一人)は、互いを大切にし合いたい。私は、会員の各々掛替えのない人生をいちばん尊いものと受け止めることのできる者にまずなりたい。その上で、学習は小手先では駄目、いつの世でも手仕事であるべきだ、と考える私は、毎週本部から送られてくるニュース教材に、このエネルギーの源は何?と圧倒されつつもいそいそと、準備に追われる日々を過ごしております。

学習者の声
国分寺校C1会員 熊坂 弘子

 日本の経済が高度成長を迎えるに伴って、国際化が叫ばれるようになり「国際化」イコール「英語が話せること」のイメージが強くなりました。更に高度成長と共に円高が進むと海外旅行を楽しむ人達も増え始め、世の中は急激に外来語や英文字の略号が溢れ出し,「駅前の〜」と云うたぐいの英会話学校があっという間に氾濫し、英語に少しでも興味を持つ人は誰でも気軽に学べるようになっています。 私も十数年前より海外旅行をする事が多くなり、同時に英語の必要性を感じるようになっていました。そして単語を一つでも多く知っていた方が何となくその旅が豊かになるのではーーーという気持ちになり、最初は近くの公民館で催している「英会話」サークルに入会し、その後いくつかのスクールを体験しました。
 海外へ行く機会が増えるにつれて、飛行機の中やホテルで提供される英字新聞が読めたら世界の情報が少しでも多くキャッチ出来、更に旅の楽しさも倍加するだろうと思い始めていました。そんな折、書店で茅ヶ崎方式の「国際英語基本4000語」の本が目にとまりました。これが私と茅ヶ崎方式との出会いです。今、入会して2年目ですが、今迄の英会話のサークルやスクールと違い、日々のニュースを題材として新聞記事の読み方やテープを何回も聞く事を通してニュースを理解する練習法、それに伴い頻繁に出てくる単語が無理なく覚えられる方式に今、新たな勉強法の発見といった気持ちで学んでいます。更に経済的にも茅ヶ崎方式では何十万円のチケットを前もって買う必要がなくリーズナブルな面も無理なく続けられる大事なことの一つだと思います。題材が私達に身近なニュースの為、興味深く楽しく学べるという意味で茅ヶ崎方式に出会えた事は私にとって新たに勉強への意欲が湧き、一日も早く英字新聞が読め、英語のニュースが聞き取れるようにと希望を持って学んでいきたいと思います。

お知らせ

Book4発行

 C3コース用教本後編のBook4が10月10日発行されました。第47期No.7からC3の基本教本として使用しています。

茅ヶ崎方式米国に進出!

 2005年1月、アメリカのカリフォルニア州サンディエゴに新しく茅ヶ崎方式の教室が開設されることになりました。海外で最初の協力校です。祝茅ヶ崎方式サンディエゴ校!!

協力校懇親会開催

 11月23日、飯田橋の「東京都しごとセンター」において協力校主宰者のための懇親会を開催しました。全国から28校、40名の教室主宰者、講師の参加をいただきました。

懇親会

あとがき

あとがき:今年は台風や大地震で日本列島にとってつらい年になりました。又、海外でも災害、紛争の一年でした。こんな時に私達に何ができるのでしょうか?ニュースを見ながら(聴きながら)考えています。

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