Chigasakimates Web版 第30号

2005.3.1. 茅ヶ崎方式英語会 協力校通信

── 目 次 ──

はじめに

サンディエゴだより三浦 邦昭(サンディエゴ校代表)
新潟だより渡辺 聖(新潟校代表)

協力校紹介 第27回
≪三輪緑山校≫東京都町田市代表  新ヶ江 啓子
学習者の声"茅ヶ崎方式"エッ!!卜部 和子 C1会員
 茅ヶ崎方式雑感卜部 元実
   
≪鳴門校≫徳島県鳴門市代表  多田 久子
学習者の声 T.K. C2会員
 茅ヶ崎方式雑感卜部 元実
   

お知らせ

あとがき

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はじめに

 海外協力校第1号のサンディエゴ校から、そして、災害の続いた新潟からのお便り、22年ぶりに茅ヶ崎方式と再会した会員さんの声等、盛り沢山にお届けします。

サンディエゴだより
     アメリカ カリフォルニア州 サンディエゴ校代表  三浦 邦昭

 「茅ヶ崎方式英語を世界に」を合い言葉に、今年1月よりサンディエゴ教室をスタートさせました。茅ヶ崎方式と言っても"それーなーに?"と皆に聞かれる中、とにかく地元のニュース誌に宣伝を載せ、誰も来なければしばらくは自分で勉強しようと思っていました。ところが早速3人からの問い合わせがあり、それぞれ会って茅ヶ崎方式英語の特長を詳しく説明しました。毎週ホットな話題が提供され、まさに望んでいた内容とのことでこちらも元気一杯、1月から3人でスタートすることが出来ました。
 中でも驚くべきことは、3人の中の1人は韓国の方です。この方は、ご主人が日本に8年ほど駐在していた間に日本語を猛勉強したとのことで、本当に頭が下がる思いです。彼女にとって茅ヶ崎方式は、英語と日本語を同時に勉強出来る点で価値が高いようです。また「冬のソナタ」のおかげで両国の間で文化的な雪解けがあり、ありがたいことだと感じています。
 現在クラス1のみを開講していますが、Key Words、文法の復習、練習問題、LCTと内容的にも丁度良いように感じます。海外の場合は、英語が好きとか得意であるよりは必要に迫られて勉強する場合が多いので、あまり難しいことは敬遠されるからです。
 第一回目のレッスンはユダヤ人少女の話と少し重い内容でしたが、British Englishとうまくマッチして新鮮に聞こえました。米国では日本と比較してユダヤ人の存在が遙かに大きく、会社の中でもユダヤの祭日には人がまとまっていなくなるのですぐ分かります。
 米国に初めて来た頃、クリスマスにはMerry ChristmasではなくHappy Holidaysと言った方が安全だと教えられたものですが、ブッシュ政権になってからキリスト教保守派の勢力が強くなり、Merry Christmas復活運動などが起きるなど宗教的な色合いが大きくなっています。
 サンディエゴはNavyとMarinesの町であり、イラク戦争によってビジネスは拡大、現時点で景気は全米のトップレベルにあります。その一方毎日のように戦死者が発表され、悲しみに泣きくれる家族の姿が目に映ります。
 米国の海外進出政策の根幹をなすManifest Destinyと言う言葉をご存じの方も多いと思いますが、軍隊の背後にビジネスマンが列をなして世界に進出して行く姿は米国建国以来少しも変わっていないように思います。世界が本当に愛と平和で包まれる日が来ることを心から祈る毎日です。

新潟だより                    新潟校代表  渡辺 聖

 新潟校はJR新潟駅前に位置しています。1997年3月開講なのでもう少しで8年になります。時間の経つのは本当に早いですね。よく「光陰矢の如し」と言いますが私にとっては「光陰ロケットの如し」くらいの早さです。現在は近くのオフィス街の方達を中心に170名ほどの生徒さん達が楽しく勉強なさっております。開講当初は「川崎方式って何ですか。」と聞かれるくらい知名度は全くなかったのですが、最近はお陰さまでだいぶ新潟でも茅ヶ崎と川崎の違いが分かる方が増えて来たのではないかと思っております。
 2004年10月23日土曜日、その日は新潟の人たちにとって忘れたくても忘れられない日になりました。午後5時56分、私は1歳になる子供と妻と行きつけの自然食品のお店から帰宅後、手を洗っている時でした。家全体が強烈に「ミシミシ」と揺れ、ただ事ではない事だけはすぐ分かりました。すぐテレビをつけると再び強い揺れがあり、娘は必死で抱きついてきました。テレビのアナウンサーは動揺を隠すかのように強い声で「この局も今揺れています。皆さん、落ち着いて行動して下さい。」と、緊迫しながら伝えておりました。そうしているうちに3回目の強い揺れが起き、全く電話が通じなくなりました。その後の被害状況はメディアが伝えている通りです。
 新潟校の生徒さん1人1人もこの中越地震に何らかの形で関わっています。高校教師の生徒さんは道路状態が極端に悪い中、教材を配達するために余震が頻発している十日町市の学校に毎日行き、ガス会社にお勤めの生徒さんはガス爆発の危険を顧みず、震災翌日から現地に飛んで行った方もいます。薬剤師の生徒さんはボランティアで現地の方達のケアにあたっています。また多くの生徒さんは東京に出張するのに福島経由や長野経由などのルートを強いられ、それまで片道2時間の所要時間が6時間や7時間かかり、大変なご苦労があったようです。
 そんな中、とても驚くべき事が起こりました。地震の翌日から、国内外の友人達からひっきりなしに安否確認の連絡がありました。新潟市は直接の被害が全くなかったので心配してくれている相手に対して申し訳ないような気持ちになりましたが、とても心強い物を感じました。新潟は昨年7月の水害、10月の台風、地震、それに今年に入ってからは19年ぶりの大雪と次から次へと自然災害に翻弄されています。けれども今回の一連の災害の中で再認識したのは「人から頂く温かさ」また逆に「人のために仕事をした時の爽快感」でしょうか。私もボランティアで現地の人達のお手伝いをさせていただいた時に言われた気持ちのこもった「ありがとうございます。」という感謝の言葉は今でも心に残っています。
 我々は地震大国に住んでいます。もっと言うと災害大国に住んでいます。いついかなる災害に直面するかもしれません。その時、少しでも周りを励ましてあげられる自分であればいいと思っております。

 P.S. 地震の時、募金箱をおいて下さいと言う私の不躾な提案に快く接して頂きまして大変ありがとうございました。

協力校紹介 第27回

≪三輪緑山校≫           東京都町田市 代表  新ヶ江 啓子

 町田市の緑山住宅内に児童英語を開設して十数年、自分の子育て中に子供と共に楽しい時を過ごしましたが、子供の成長につれ、より良い英語教育を求め「茅ヶ崎方式」を選びました。自分自身でその良さを実感し先ずは「非公開校」として3年間の助走を経てやっと1年前から「公開校」として歩み出したばかりです。
 今後は高校生以上〜大人のための英語学習の寺子屋的存在として地域に根ざした活動を展開したい所存です。現在、入門、初級、準中級、中級のクラスがあります。同じ志を持つ方達との出会いがこんなに心豊かにさせてくれるものかと嬉しい感動を味わっています。茅ヶ崎方式英語を通して学ぶことは、英語のみならず世界の動向を知ることでもあり、1人でも多くの方達にこの輪を広げていけたらと願っています。
 ただ駅からもバス便で不便なこの住宅地での新しい生徒さん確保には、地道な努力と根気が不可欠です。英語好きの人を募ると同時に「種をまいて耕す」作業も始めました。一昨年の9月から近くの市民センターで「やり直し英語」という初級英語の講座を開きました。月2回だけですが、笑いの絶えない楽しいクラスです。何とその中から6人の方が茅ヶ崎方式英語にも参加して下さるようになり、少しづつ芽がでているのを嬉しく思っています。
 今回執筆を引き受けて下さった卜部和子さんは、茅ヶ崎方式英語会の1期生でもあり、心強い情熱的なサポーターです。御主人様も文を寄せて下さいました。

学習者の声
"茅ヶ崎方式"エッ!! C1会員 卜部 和子

 約22、3年ぶりに、その文字を目にした時、どーと胸が熱くなりました。第1期の半ばに、当時友人だったKさんに、「とても変った英語会がある。答えたい人だけで、決して指さない。」との誘いで入会しました。松山先生、高橋先生、石川先生の熱心で行き届いた世界のニュースの背景説明に感ずること多く、家事を早めにすませ出席させていただきました。そこで覚えた単語のいくつかが聞き取れると、ニュースの内容を類推することが面白く文法無視でアバウト感だけの私には、クイズをしているような楽しさがありました。ところが、杉花粉と、メニエール氏病を発症し、外出が不安になった結果、残念ながら退会しました。初期の茅ヶ崎方式に出会え学べた事は、私の人生での誇りであり宝になっています。
 22、3年後、私の家の近くに新ヶ江さんが、この不便な地(鶴川と玉川学園の中間)で茅ヶ崎方式の種を蒔き始めて下さったことに感動して、創始者の先生方の"コミュニケーションに役立つ英語"に対する熱意(男のロマン)に皆が共感をおぼえて集まっていた頃の様子を、彼女に熱くあつく話しました。
 昨年6月姑103才を見送り、私も73才になりましたが、2、3ヶ月前から新ヶ江教室の入門クラスへ再び出席を始めました。相変わらずアバウト類推専門で、文法嫌いの私を新ヶ江先生はなんとかリードして下さいます。感謝です。
 聖書の中の句で、「一粒の麦、地に落ちて・・・やがて多くの実を結ぶ。」を思い出しました。

茅ヶ崎方式雑感             卜部 元実

 わずか11人でスタートしたこの会が、24年の着実な発展期を迎えることになった。
 初期の開設間もない頃、縁あって参加することになった妻、和子がなぜ熱心に遠い茅ケ崎の教室まで不得意のハンドルを握って通ったのか、今考えれば不思議なことだが、しかしそこに、この教室のもつ何等かの魅力が秘められているのは間違いないと思わざるを得ない。
 それは何か、おそらくは創設者の方々の生涯をかけた英語に対する情熱のほとばしりが、門をたたいた人々の共感を呼んだものと思われる。
 ラジオ英語ニュースに源を発し、世界の人々と率直、対等の立場に立った内容あるコミュニケーション、それは当然、政治、外交、経済、貿易、国防の諸問題が基本になる。今の時代は、これらの問題は誰にとっても身近な問題であり、即、生活にかかわってくる問題である。加えて、人類の将来起こり得る世界規模の紛争を防ぐための唯一の意思交流手段が英語しかないという厳然とした事実がある。これらの要素を一般向けに体系化した茅ヶ崎方式は、これに習熟した人々が増えれば増える程、日本の立場を世界の人々に鮮明にし、ひいては平和に貢献することになると云っても過言ではないだろう。
 大いに後に続く人達が、この素晴らしい学び舎から世界に飛び立ち、会の創設者の方々の心血を注いだ努力が報われる様、心から祈りたい。

≪鳴門校≫          徳島県鳴門市     代表  多田 久子

 「アフロディーテ」という名前が気に入って借りた、とてもわかりにくい場所にあるアパートの一室で教室を始めて3年目を迎えようとしています。現在の状況を一言で言うならまさに「少数精鋭」。英語を仕事で使っている方、使うことを目指している方、高校生、主婦、ピアニスト、鳴門の特産「レンコン」作りに情熱を注いでいる方等、本当によく集まって頂いたと感謝の気持ちでいっぱいです。
 レッスンの準備は、毎週送られてくる教材の封筒をわくわくしながら開けることから始まります。単語やリスニングの内容、発音の確認と進めていきますが、楽しみなのは毎回のトピックスの背景を調べることです。C1〜C3まで、毎回話題は幅広く、得意なものもあれば、正直、あまり関心のないものあり、だからこそ下調べは必須です。そうすると知らなかったこと、見過ごしてきたことがどんどんわかってきて興味は尽きません。ただ、下調べには限界を感じることもあります。C2で、韓国と北朝鮮の非武装地帯DMZの話題の回に「DMZって実際はどんなものなんでしょうね?」とつぶやくと、1人が「見てきました。」とその様子を臨場感たっぷりに説明してくれ、クラスは大いに盛り上がりました。1クラスの定員わずか4名ですが、どのクラスも毎回このように会員の皆様の深い知識や体験談で楽しく刺激的な時間を過ごさせてもらっています。英語を手段に遠い国、未知の世界を理解することこそ茅ヶ崎方式の醍醐味だと思います。また、リスニングテストでは、1つの言葉がさまざまに単語を変えて表現されているので実践的で会話やライティングの強い味方になります。
 さあ、次はどんな話題の教材が送られてくるのか予想しながらニュースを見るのもまた楽しみです。

学習者の声
鳴門校 C2会員   T.K.

 茅ヶ崎方式英語会に入会して1年になろうとしています。以来毎週土曜日のレッスンが楽しみで、生活の中の潤いのひと時となっています。特に毎回聞かせていただく2本のニュースリスニングにはわくわくする楽しさがあります。1回聞いただけではよくわからなかったニュースの内容を、2回聞き・フレーズ聞きなどをしながら先生の助けもいただき、参加者全員で解明していくという過程はジグソーパズルを完成させていく感じに似ています。ニュースのあとのスモールトークもまた楽しみです。言いたいことがうまく表現できないもどかしさを抱えながらも中身のある「英会話」がとても刺激になっています。
 「楽しんで、振り返れば道ができていた。」といえるよう、これからも茅ヶ崎方式英語で研鑚を重ねていきたいと思っています。

鳴門校 C2会員 伊藤 奈津

 茅ヶ崎方式英語会に入会してから、1年と少し経過しました。茅ヶ崎との出会いは、地方新聞の地域の情報等を掲載した紙面をみて、電話をしたのが初めてでした。お試し体験をして、すぐに入会を決めました。初めは、先生と1対1でしたが、今では、先生を含め女性4人のクラスになっています。生徒さんがケーキを焼いてきてくれたのをレッスン中に頂いたり、先生の庭の枝豆が収穫できた時は、枝豆パーティをしたりと、和気あいあいとした雰囲気です。
 英語の上達のほうはといえば、いまだに数字の聞き取りは苦手だし、なかなか自分の意見を英語で伝えられない、結局は、自分の努力が足りないと実感していますが、あんまり頑張り過ぎても・・・語学は続けることが大切だと、言い訳アンド開き直りで、これからも英語学習を続けていこうと思います。

お知らせ

あとがき

 三輪緑山校の卜部さん、22年ぶりの再会とは感動的であり、また茅ヶ崎方式の歴史を感じさせてくれます。転勤や諸事情で茅ヶ崎方式を中断されても、また協力校で再び学習される方も多いようです。お便りお待ちしています!

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